2012.05 渡部篤郎
1968年 東京都出身
1991年ドラマ「青春の門」で俳優デビュー。
1995年に主演した映画「静かな生活」(伊丹十三監督作品)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞と新人賞をW受賞。
以後、映画、ドラマで活躍中。
現在、ドラマ「市長はムコ殿」(BS朝日 月曜22時〜)が放送中。
ドラマから引き続き主演する映画「外事警察〜その男に騙されるな」が6/2から全国公開となる。


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2012.05.12
渡部篤郎さんの内面の美しさのヒミツに迫る!?
渡部篤郎さん、一体どんなプライベートライフを送っているんでしょうか…??
今週は渡部さんのプライベートのお話に迫ります!
休日はどんなふうに過ごしているんでしょう?
「最近はありがたいことにずっと作品が続いているので、お休みの日は映画のキャンペーンですね。だからほとんどオフってことはなくて。でも仕事が終わって翌日ちょっと遅かったりすると外に出て行ってネオンをしっかり浴びて、元気になって、という繰り返していますね。」
最近は役でも頼もしい上司を演じられることも多いし…実生活でも後輩の俳優さんたちから慕われているんではないでしょうか?
「うん、後輩が大好きなんですよ。先輩が嫌いなんですよ(笑)先輩はちゃんと尊敬していますけど、後輩が大好きで、特に何か教えてあげることもないですし。」
おちゃめに笑う渡部さん、これは後輩から慕われるのも、わかります。
“教えてあげることはない”…とはいえ、いろいろアドバイスを求められること、多いのでは?
「具体的にどうしたらいいってことは答えられないですけどね。自分、結構いろいろ人生のうちでも少しありましたから、結局は人に助けられて感謝して、悲しいこともあっていいと思うんですよ。悲しいことがあるから楽しいことができると思うんですね。そういうのも全部自分のプラスに考えてやりなさいという話はよくしてますね。だからと言って僕がきちんとした演技論とか一切持っているわけではないんですけどね。」
本当にステキな「兄貴分」ですよね。
「いやいや、ほんと友達みたいな感じでやってます。」と、謙遜していらっしゃいましたが(笑)。

みなさん、渡部さんのイメージ「インドアな人」と思っている方、多いのではないでしょうか?
実は「アウトドアな人」なんですよね〜…
「そうですね、若い時は忙しかったので体を休めたりすることが多かったんですけど、少しゆとりが出てくるといろんなことに興味を持ち始められる時期じゃないですか。で、たまたま乗馬は10代の頃からやっていたので。乗馬は何を持っていかなくても、どの国でもできますからね。サーフィンも板は借りられますからね。」
海だけではなく、山もお好きなのでは?
「山はたまに子供達を屋久島に行ったりしますけど、近くにも丹沢とか高尾の山とかいい山がありますから。で、僕高い山に登ろうという気はなくて、小さな山でもトレッキングみたいな感じで、浄化される感じがします。」
スゴい!さすが!健康的ですね〜!
「不健康だから(笑)浄化しないといけないから森の中に入って。そのバランスが僕だと思ってるんで、全部。」
そして、渡部さんといえば2006年、2007年にフランス6都市をまわる全編フランス語のお芝居を行っていますが…なぜにフランスで?
「したくなかったんですよ(笑)これね、ほんとの話なんですけど2005年にフランスの国立の劇団演出家の方が東京に来て。日本の骨董屋さんを営んでいる方が友達にいて、その方に日本の俳優で誰がいいのか聞いて、僕のところへ来たんですよ。その時は“ただ興味あるかい?”とかいう話をして。僕フランス語もあまり喋れないですから。僕舞台もやっていないですから、“たぶんできないよ、1年後の話は約束できないよ”みたいに言って。その後、突然オフィスに電話がかかってきて“来週くらいから稽古に来れるか?”と。契約もしていないのに。でもいい時期、といったら変ですが、僕その年に離婚しているんですよ。自分を別の所において修行じゃないですが、いいかなぁと思ったんです。そこから仕事を調整して行きました。」
もちろんスタッフはフランス人…それってどういう状況?
「悲しい状況ですよ。コマーシャルの撮影などで何度か行ったことはあるんですけど、その時はきちんとコーディネーターさんがいて、車があって、ホテルもよくて。でもほんとに小さなアパートを借りて、1人で電車に乗って。これ、よく言うんですけどカッコいいなぁと思ったんですよ。フランスで舞台やっている、っていうフレーズが。アメリカ映画出ましたって、希望なんですけどチャンスはまだまだあるかなと思うんですね。でもフランスで舞台、は誰もいなかったので、理由はそれだけですよ。やだなぁやだなぁと毎日思っていたんですけど帰ってくるカッコいい理由がないんですよ、全然。なのでとりあえずやっていくか、みたいな。」
それだけの苦労でやってきた舞台、得たものは大きかったはず。。。
「もちろん僕のことをお客さんは知らないんですよ。で僕は1人で舞台上に出てくるんですけど、初めて出て行ったときにものすごい冷たい、というか孤独な感じがしたんですよ。日本だったら何名かは知っててくれて期待の目もあるんですけど、そういうのがないんですよ。無言で2、3分歩くシーンもとにかく“誰だこいつは?何ができるんだ?”みたいな感じで。そこから1時間40分かけて空のコップに少しずつお水を足してくような感じですよね。それは僕にとって初めての経験だったので演じるパワー、どんどん馬力がでてくるようなやり方、ひとつも気を緩められなくて。そこは少し忘れていたことだったのかなと思いました。」
そんな、フランスでの舞台経験など、渡部さんのチャレンジ精神には頭がさがります…。
「カッコつけるのが好きなだけですから。」と、さらっと言ってしまうところが本当に「カッコいい」です。
来週はどんなお話がきけるでしょうか??
2012.05.05
渡部篤郎さんの《ステキの魅力》ができあがるまで…
なかなかない、ラジオ出演となる渡部篤郎さんへのインタビュー。
第1回目、5/5は渡部さんのお誕生日!記念すべきインタビューとなりました。

そんなインタビュー1週目、渡部さんの小さい頃の話を伺いました。
小さい頃はどんな少年だったんでしょうか?
「やんちゃだったんじゃないですかね?そうとうね。生まれ育った場所も都会のど真ん中だったので情報とかも昔なりにあったほうなので、いろいろと早かったですよね。でも、映画をよく見ていましたね。わりと映画館が遊び場だったのも過去ではないくらいですね。近所の昔で言うベーカリーみたいなとこへ行くと映画の半額券とかくれるんですよ。よくそれで観に行ってましたね。」
小さい頃から映画好き…どんな映画が好きだったんでしょうか?
「僕ね小学校2年生くらいのときに『がんばれ!ベアーズ』っていうのを1人で観に行ったんですよ。わりと1人で行かせてくれていましたね、両親が。何でも観てました。」
そんな映画好きだった少年時代…いつぐらいから役者に興味をもったんでしょう?
「僕ね、エキストラやったんですよ。始めの時って。近所のおにいさんがそういうエキストラを集める仕事をしていて、『ちょっとやってくれないか』と言われて、2、3行くようになって。大変でしたよ、遠くまで連れて行かれて、夜中までずーっと待ってて。だから今思うとそういう方の気持ちがとってもよくわかるのでエキストラの人が多い時とかは差し入れを持っていったりとか。そういうところはエキストラ時代に学べたかなと。でもその時にはまだ目標までいかななかったですよね。夢が大きすぎるでしょ。地方から上京してきて“叶えるんだ!”みらいなものもなかったですから。案外上京の人間って少ないですよね。僕のまわりにも少なかったですね、強い未来みたいなものがね。そんなことやりつつアルバイトもしつつみたいな感じで。まだエキストラの時にもそういう勉強はしていなかったですし。
そんなこと繰り返していたらオーディションの話がきて、それでデビューしたんですけれども。「青春の門」というドラマの時ですよね。でも右も左もどころじゃなく何もわかってないですから。とにかく自分なりに頑張って教えて頂いて。その後もやれていけるなんて思ってませんでしたよ。役者をやりはじめてもアルバイトもしていましたから。」
そんな渡部さん、今や日本を代表する俳優さんの1人。映画デビューが1992年なので、今年映画デビュー20周年!
あさって5/7からBS朝日放送 夜10時から「市長はムコ殿」もスタート!どんなお話?
「そうとうコミカルですね。シットコムで、ちょっとワンセットでやってて。ほんとに見て頂けたらありがたいんですけれども、すごく勉強になるというか撮影がとにかく大変なんですね。2日間で1話をとるって感じで。普通大体9日間くらいで1話をとっていくんですけど。でもムチを打つじゃないですけどすごい状況でやってくんです。なかなかこのくらいの年になってくるとないじゃないですか。でも僕にとっては今すごくいい刺激になっています。」
ドラマ、映画と、ひっきりなしに出演作が続く渡部篤郎さん。
来週は、渡部さんが思う「美しい人」について、教えていただきます!